あのカタクリは今!蒲生かたくり公園の状況4/19

皆さんのお宅は、もう桜が咲きましたか?もう葉桜ですか?只見の桜はまだまだこれから。

日本は細長い島国ですが、北から南までの季節感のズレは2か月位あるのではないでしょうか。

 

さて、今日はお休みを使ってスタッフMさんが、只見町のカタクリの群生地でもあり、蒲生岳の登山口でもある「蒲生かたくり公園」に行ってきてくれました。

Mサン、ホントニアリガトゴザイマス。只見駅から5kmほどなのですが、近くて遠い カタクリの楽園。

決して間違った写真ではありません。現在の蒲生かたくり公園です。(花はカタクリですが、公園の名称はかたくり、です)

まだ、カタクリは長い冬から目覚めていないようです。スタッフMさんによると、50cm~1mの積雪、現在不通区間となっている会津蒲生駅の踏切より先には足を踏み入れることができない状態です。

例年ですと、5月7日ごろにはあ~咲いてる咲いてる、と見に行く感じですが、今年はどうでしょうか。お日様に頑張ってもらうしかありませんが、私が休憩で使っているこっそりスポットの雪は、恐ろしいくらいの勢いで雪の壁が小さくなってきていますので、あと、2週間ほどでこの雪は消えてなくなると思います。

雪が消えるとこんな感じになります。

紫のじゅうたんが足元に広がりますので、撮影や散策はカタクリにご注意くださいね。そして、蒲生の方が大事に大事に守って育ててきたこのカタクリのまわりは、地元の皆さんのお宅や畑、田んぼがすぐ近くにありますので、車でお越しの方は必ず蒲生岳駐車場(国道252号脇にある集会所雪の里の向い側)に駐車してください。三脚の立て方と、ごみの持ち帰り、マナーを守って楽しく見ましょう。ちなみにSLが只見駅まで来ていた時は、カタクリとSL、という素敵な組み合わせも撮影できていました。

蒲生岳は会津のマッターホルンと呼ばれるとがった山で、828mという高さながら、気軽に登ると後悔する山です。私は小学校6年で初めて登り、大人になってからも2回登っていますが、晴れたことがなく、下山は下るというより滑り落ちて戻ってくるという印象しかありません。

なお、列車で来られる方は、只見駅から会津川口方面へ行く代行バスに乗って、只見駅の次の会津蒲生駅(臨時)で降りて、ゆっくり歩いて5分です。代行バスが返ってくるまでの約1時間半、カタクリを見て過ごすのもいいですし、あまり時間がない方は、タクシー会社にお電話されるのがオススメです。駐車場には観光パンフレットがある無人の案内所、自動販売機、集会所にはお手洗いもございます。この時期はまだ肌寒いので防寒具もお持ちください。

サカイ


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