今年のひんのめぇ市 最終日のご案内

5月14日(日)から、毎週日曜日朝8時半からお昼まで開催している「ひんのめぇ市」ですが、そろそろ初雪が降る季節になりました。

今シーズン最後のひんのめぇ市は 11月12日(日)となります。朝8時半から正午まで只見駅前にて開催します。

ひんのめぇ市は「昼の前」つまり午前中を意味する只見弁です。今年も、地元の農家さんが大事に育ててくれた野菜がたくさん並び、大勢の方に購入して頂きました。農家さんの多くは兼業で、家で食べる分+少し多めに生産し、隣近所や親戚に送ったりして、それでもたくさん出来た時に、出品してくれます。初めてみるような珍しい野菜や、とんでもなく大きな白菜やキャベツが出てきたり、夏になると、バジルや根ショウガなど、食欲をそそる野菜が並びました。

今年の出品野菜を少しご紹介(写真がないのが残念)

5月 こごみやタラノメ、アケビの芽などの山菜、下旬になるとアスパラガス

6月 ミョウガ、ミズナ(山菜)、アスパラ菜、絹さや、ウド、フキ、ワラビ

7月 トマト、フクミミ、ピーマン、キュウリ、ユウゴウ、細ねぎ、ニラ

8月 ナス、バジル、トマト、ネギ、南蛮、枝豆、アスパラガス(少)、エゴマの葉

9月 ニンニク、クルミ、さるなし、クリ、

10月 クルミ、栗、はねだしトマト、カボチャ、菊、

11月 白菜、キャベツ、南蛮、かぼちゃ

12日までで、28回の開催となります。普段土にふれることがない人(私がまさにそう)は、春先に意気込んで育てようと思っても、結局畑が草に負けて途中であきらめてしまいます。ひんのめぇ市では、顔の見える、目の前で持ってきた農家さんとお客様が直接話す交流の場でもあります。初めてみる野菜の食べ方を聞いてレシピを調べたり、実際に買って食べてみたり。スタッフも毎回野菜の種類の多さに驚いています。福島県の野菜や山菜、穀物は年度が変わる度に、放射線モニタリング検査を行い、数値をHP「ふくしま新発売」で公表しています。地図や品目で検索する事ができますので、ぜひ皆さんご覧ください。そして安心して購入して下さい。

野菜のことを考えながら、普段の私は畑の野菜を育てることもできず、両親が育ててくれた野菜を毎日毎日食べて、元気に過ごしていることに改めて感謝しようと思いました。

今年は、関西圏に住む方と交流する機会がありました。私は大学だけ関西なのですが、只見に帰ってきて関西の方がご旅行に来られるとついつい嬉しくて話しかけてしまいます。今年出会った方々には、福島に対する本音を聞くことができました。福島に来ると周りに伝えたら、家族から、大丈夫なの?と心配されて出かけてきた。友人から、どんな状況かしっかり見て来てほしい、と思いを託された、と。1人でも多くの方に、今の福島県に来て、情報を知って、帰ってからまわりに伝えて頂けたらとても嬉しいです。

夏に東京都内に出張に行ったとき、時間があったので、スーパーに寄りました。只見町では南郷トマトが出荷されたころでしたので、もしかしたら、桃太郎トマトに出会えるかもしれないと、期待して野菜コーナーに行きました。すると、野菜コーナーはもちろん、果物、農産加工品、そのスーパーには、福島県産はおろか、東北産の商品を見つけることができませんでした。

福島県に生まれて、震災当時妊婦でもあった私にとって、この土地に暮らし続けることができるのか、明日はあるのか、と本気で思った平成23年3月のことを、私は忘れないでしょう。目に見えないものに対して、不安があるのも同じです。福島県民だからこそ理解できることもあると思います。福島県はこれからもこの取り組みを続けていくしかありませんが、数値で出ているものについては、正しく理解して、選んで頂ければいいと思います。今年は米は只見町は不作で、青米が多いと聞きました。青米は精米すると分かりませんが、玄米に混ざっていると目立ちます。選別機という機械にかけても一定数は混ざるそうです。もうすぐ、我が家も新米が食べられます。青米も、長雨に耐えて育ってくれた大事な一粒です。感謝して美味しくいただきます。皆さんも、新米、食べて下さいね。

ひんのめぇ市、お待ちしています。

酒井

 


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