今日は朝から晴れてとても暖かい1日でした。
只見町の山々はどんどんと緑が濃くなり、田植えシーズンとなり町民の方々は忙しく農作業をされています。
本日より、只見町内での釣りの禁漁区域が拡大しました。
■伊南川全域(黒谷川、塩ノ岐川、布沢川ほかすべての支流)
■只見湖よりも下流~滝湖(叶津川、蒲生川、塩沢川ほかすべての支流)
只見湖については釣りが可能という結果になっております。(下流の魚が遡上できない状況であるため)
*田子倉湖については、現在国道252号が通行止めとなっております。
これは、この区域で採取・検査された魚より、国の食品放射能の基準値100ベクレルを超える値が検出されたためです。
4月より渓流釣りが解禁され、徐々に釣りのお客様が増えてきていた中で、非常に残念な結果となりましたが、食の安全を確保するため、禁止という措置がとられました。
今後3週間連続で検査を継続いたしますが、本日町の簡易検査で3検体検査を行ったところ、いずれも90~110の値が検出されていますので、非常に厳しい状況であることは間違いありません。
雪解け水が山々から流れ出て、川が増水している中で、小さな生き物たちがその影響を直接受けていることでこのような結果になっています。
悲しいとも、悔しいともいえない思いで今私たちは重く受け止めています。
これまで只見町では昨年までの基準値も含め、安全であることを確認しておりましたところでの、初めての基準値越えとなりました。
今は山菜のシーズン。これまでも山菜については基準値を超えることなく、検出限界値未満であったため、皆さんには安心して出荷・販売しております。(コシアブラについて約35ベクレルを検出しております。)
福島県内ならず、近隣県でも放射能による出荷停止、自粛がなされていますが、原発から直線で150㎞離れた只見町でもこのような状況になっていることを、今改めて痛感しています。
まちづくり協会でも、随時情報を更新しておりますので、参考までにご覧ください。
只見町モニタリング結果
長い長い戦いがはじまったのだな、とこんなに晴れ渡った5月の空も、なんだか切なく感じるこの頃です。
寺山修司さんが大好きだった5月、高村智恵子さんが好きだったふくしまのほんとうの空。
見えないものがこの季節を、空を壊していくような今。
山々に囲まれたふるさとが、静かに悲しんでいるような気がします。
サカイ
まとめtyaiました【只見町内の釣り情報について【重要】】
今日は朝から晴れてとても暖かい1日でした。 只見町の山々はどんどんと緑が濃くなり、田植えシーズンとなり町民の方々は忙しく農作業をされています。 本日より、只見町内での釣りの禁漁区域が拡大しました。 ■伊南川全域(黒谷川、塩ノ岐川、布沢川ほかすべての支…