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3月25日、只見町梁取地区にある合同会社ねっかさんの見学&焼酎勉強会が行われました。ねっかさんのホームページはこちら
福島民報125周年企画として福島県内各町村で民報の読者を対象に行われている企画です。今回の只見町での見学会参加者は13名でした。
代表の脇坂さんから、ねっかさんが取得したお酒の免許「特産品しょうちゅう免許」のお話をお聞きしました。現在日本酒や焼酎などの新たな酒造会社を作ることはできず、特例としてこの特産品しょうちゅう免許というものがあるそうです。
福島県では初めての免許だそうですが、ねっかさんは、昨年から四国、九州の酒蔵さんを視察し研究を重ね、1年足らずでこの免許取得まで辿り着きました。
焼酎ってどうやってつくるの?など疑問に思っていたことが、なるほど、の目からウロコの分かりやすい説明で1時間半あっという間でした。
お酒を蒸留する際に、減圧して真空の状態で蒸留することにより、米焼酎のよい香りが損なわれることなく、おいしい焼酎が出来るそうです。
以前見学した際に、40度以上の蒸留したての焼酎を頂きましたが、びっくりするくらいのいい香りと、飲みやすさに驚きました。(その後が大変でしたが)
樽は中古のオーク樽で、この焼酎は、5年、10年、20年と熟成させるために入れてあります。お子さん、お孫さんが今年生まれた方、ねっかと同級生の記念に、焼酎はいかがですか。
緑色のタンクには、蒸留前、プチプチと生きている音がしています。
参加者からは、作り方の質問や、美味しい飲み方の質問がありました。本場九州はストレートで飲んだり、陶器に入れて直火で温めて飲んだりするそうです。いいなと思ったのは、飲む1日前に焼酎の瓶に水を入れておき、1日なじませると、おいしい水割りができるとのこと。ぜひ試してみてください。
参加者の皆さん、発売日まで待てない、とおっしゃっていました。もう少しです。
見学会の最後に、特別に非売品のミニボトルが参加者にプレゼントされました。そしてねっか特製の手ぬぐいも!(私は参加者ではないので、手元になくて残念。)
ねっかの焼酎はシリアルナンバーが印字される予定です。
ねっかさんの焼酎「ねっか」の発売日は4月17日。お披露目会もありますよ。ご希望の方はねっかHPでお申し込みください。
ぜひお楽しみに。ねっかの皆様、ご協力本当にありがとうございました。香り高い米焼酎、楽しみにしています。