まずは美術館の情報から
施設名 | 町の小さな美術館 |
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カテゴリ | 美術館 |
特徴 | 原田貢さんの作品を中心に展示 |
入館料 | 無料 |
開館日 | 事前連絡をお願いします |
電話番号 | 090-6220-5291 |
住所 | 福島県南会津郡只見町大字黒谷字町496-2(googlemap) |
原田貢さんよりメッセージ
町の小さな美術館にようこそ
私、原田貢の作品を中心にオープンする事なりました。 とは言え、私は絵を描くことを職業にして生活をしている訳ではありません。
ただ、中学・高校の頃より絵を描く事が好きになり、美術の先生の指導もあり、油絵や水彩画と自分の描きたい作品を自由に書いてきました。 その描いた絵が会津展や県展で評価を頂き高校時代は連続で受賞することができました。高校卒業後は美術専門学校のデザイン科に入学し、イラストや絵本など、自分が携わりたい仕事や、描きたい絵のために勉強をしました。
今現在は、専門学校を卒業後、ずっと障害福祉の仕事に就いてます。 そして、その間も今も絵は描き続けています。 自分の絵が仕事に直接繋がらなくても、描くことはやめられません。 またこれからも自分の好きな作品作りに邁進するつもりです。
父の「町の小さな美術館」の企画を知ったとき驚きましたが、さまざまな価値観から離れて、単に絵を描くことが好きである私の作品を見て頂き、一人でも絵を描く事に興味をもって頂いたら嬉しく思います。
また、この小さな美術館はちょとした集まりや、休憩の場所としても利用を推奨していく予定であり、今後徐々に只見町在住の方々の絵を展示してゆきたいとの夢があります。「町の小さな美術館」が地域の憩いの場の一つとして利用される、そのきっかけにこの展示がなれば嬉しい限りです。
館内紹介









Q.貢さんはどういう子供だった?
優しい子でしたよ。女の子とよく遊んでいたことは記憶になります。(館長証言)
水木しげるが好きだった。妖怪も好きだった。中学生で好きな映画は『博士の異常な愛情-スタンリー・キューブリック監督-』だった。(嫁証言)
Q.絵を書き始めたきっかけは?
中学校の先生の影響で。高校の先生もおもしろい人だった。ペットボトルのは最近の作品で子供の誕生日に作っているみたい。少し前は子供たちが喜びそうな絵を書いていたんだけど、最近また昔のような絵を書いているみたい。






取材を終えて
貢さんのプロフィールを読んで初めて知る言葉がありました。『障害者アート(アウトサイダー・アート)』という言葉です。言葉に力があるしまだ理解していないのでちゃんと勉強してからなにか書こうと思います。貢さんはそこに惹かれ、ボランティアやアルバイトを通じて、自閉症・知的障害の方と接するようになり、精神障害の方の支援に関わりたいとの思いから転職されたそうです。何がきっかけで人生どのように変わるかわからないから人生面白いなと思います。私も只見に移住するとは全然思っていませんでしたし、きっとそういうことなんだと思います。
あと中学生でキューブリックが好きとか、ちょっと感度が良すぎるんじゃないでしょうか。博士の異常な愛情のエンドロールは延々それだけ見ても素晴らしい作品ですので私からもお勧めです。あとサメ映画も。