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5月8日に山開きを行う要害山の下見登山を4月28日に実施しました。
要害山は只見駅裏に位置する只見4名山の1つです。
宮ノ沢登山口入口にはまだ残雪が残る
要害山は標高が705mと低山ながらも展望が良く、只見町を一望することができます。
また、ブナ林、雪崩斜面のミヤマナラ等の低木林、尾根のキタゴヨウ林など只見町の代表的な自然景観を見ることができます。
ブナにはたくさんの花が見られます。
また、登山道脇の斜面には残雪が残り、ブナの新緑とのコントラストが綺麗でした。今年はブナのなり年なのか花が咲いている木が何本も見受けられました。
登山道には、ユキツバキ、タムシバ(コブシ)、イワウチワなどの只見の春を彩る花たちが咲いているのが見られました。
ユキツバキ
イワウチワ
下見登山は宮ノ沢登山口から登り、南尾根ルートを下るコースで行いました。
下見登山では、登山道の危険個所の確認、支障木の撤去、設置しているロープの確認を行っています。登山道には、部分的に小さな残雪が残っていました。登山道に残雪が残っている際には、埋まっていた木が跳ね返る可能性があるので十分にご注意ください。また、落ち葉は大変滑りやすくなっていますので、足元に注意し登るようにしましょう。
山に登ると綺麗な景色やそこで見られる山野草に心が高鳴りますが、怪我と弁当は自分持ちです。傾斜が急な場所には補助具としてロープを設置していますが、あくまでも補助です。しっかりと自分の足元で1歩1歩着実に登るようにしましょう。
宮ノ沢登山口からすぐの急な傾斜
浅草眺めからは浅草岳が一望できる
今年の山開きは、出発式の実施と記念バッジの配布を行い、自主登山となります。
山開き当日はガイドの同行はありません。ガイドが必要な場合はふるさと只見案内人協会にご連絡ください。只見町の自然を熟知するガイドがみなさまをご案内いたします。
また、記念バッジは数に限りがありますがシーズンを通して配布していますので、分散登山にご協力ください。要害山の登山バッジの配布は山開きの日から只見町インフォメーションセンターで行います。
今年は只見4名山と癒しの森、恵みの森の指定されたポイントで撮影した写真を見せることで申し込めるキャンペーンを実施していますので、みなさまぜひご参加ください。