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野外・災害救急法を受講してきました!
皆さん如何お過ごしですか?自称只観武闘派マックでございます。上記の画像を見て頂ければだいたいお分かりの様に今回ご縁があり去る9/10~15に静岡県御殿場にて一般社団法人ウィルダネスメディカルアソシエイツジャパン(WMAJ)が主催する、 WMA野外・災害救急員 WFR プロフェッショナルレベルを1週間お休みを頂いて受講してまいりました。私自身も2年前初めてこの講習を知り、只見町に招致されたWFAベーシックコースを受講し緊急時における救急法、対応力を学び、ガイド活動や野外活動に実践的で有意義な研修であると思っておりました。
あなたの大切な人が倒れ、救急車が到着するまで2時間かかると言われたら…あなたはいったい何ができますか?
消防や日赤などの応急手当普及員では基本的に街中、救急車が5~10分で到着しAEDの使用とCPR(胸骨圧迫と陽圧換気)で構成されるいわゆる都市型の救急法。逆にWFAは基本的に野外もしくは災害現場、救急車が何時到着するか分からない状況での救命活動を想定しているので考え方も救助方法もまるで別次元のお話しになります。屋内での座学もありますが屋外の実習と約半々であり頭と身体で覚える事が出来ます。そのWFAとWFRで決定的に違うのはその圧倒的な情報量、および使用する医療プロトコルの増加にあります。内容も個人対個人ではなく複数対複数、個人対複数に対応する場合や大規模捜索を含む救助活動ができる様に知識や技術だけではなく、医師法に基づく法律の話など多種多様に亘る内容で非常に勉強になり考えさせられる研修でした。今回の研修を受講して更なる只見町におけるガイド活動の必要性と役割の重要性を再認識し、新たな公認ガイド育成のプログラムや消防団の研修にも取り入れて頂けたら実践的でありがたいと思います。