奥会津に会津バスがやってきた日。

8月11日から、会津バスが運行する「奥会津ぶらり旅」がスタートしました。奥会津ぶらり旅とは、路線バスの商品名ですが、詳細はこちらから

大きく分けてコースが3つあります。会津若松から会津川口を往復するコース。これは只見線をちょい乗りできる時間になっています。車で奥会津に来て、只見線に少しだけ乗りたいと言う方の要望にもお答えできるバスです。
次に只見線会津川口駅から会津鉄道会津田島駅へ行くコースです。この区間、会津バスと地元の乗合バスが走っているのですが、これまで乗りついで行くには少し使いにくかったのですが、このコースを使えば、会津鉄道から只見線、只見線から会津鉄道への乗り継ぎもでき、途中の玉梨温泉やしらかば荘といった宿へのアクセスにも利用できます。
そして、只見線只見駅と会津鉄道会津田島駅を結ぶコース。只見町内では、只見中学校入口、季の郷・湯ら里前、明和振興センター前で停車し、さかい温泉入口会津バス山口営業所でも停車するバスです。

いずれも11月25日(日)までの土日祝日限定運行ですが、10月20日~11月11日までは毎日運行する路線バスです。
只見町では、かつて路線バスが走っていましたが、残念ながら10年以上前に路線が廃止となり、今回只見線の旅をさらに楽しめるよう、会津バスさんが福島県生活交通課さんと一緒に企画した路線バスのコースが生まれました。

記念すべき、8月11日の様子をご紹介します。

まずは、只見駅で毎日走っている代行バス。このバスは只見駅と会津川口駅を結ぶ大事な代行輸送を行っています。青春18切符のときは満タンにお客様を乗せて、道路事情が良くない中、定時運行をしているスーパーカーです。ドライバーさんたちの連携で安全な運行がされています。

そして、11日に只見駅にやってきた会津バスさん。貸切バスはよく見ますが、路線バスはめったに見かけません。ドライバーさんも笑顔で、たくさん来てくれたら、もっと大きいバスで来るよ、と言って下さいました。

このバスは36人乗りです。只見町にこのバスが走っているのをこれから毎週末見ることができるんです。

そして、これが停留所。只見駅前、と書かれています。時刻表には11時台に25と書かれているだけ。そうです、この路線は1日1本です。うちのスタッフが只見荘の大旦那とバスを心待ちにしています。

初めてのバスには、新潟市と会津若松市から、わざわざこのバスに乗り来てくださったお客様が2名乗車して出発していきました。

さて、場所は変わり、会津川口駅前にやってきました。テントと紅白幕がまかれたテントの中には、奥会津の町村長や関係機関の方々がセレモニーを待っています。今回の路線バスの出発セレモニーが行われた会場です。

会津バス様、JR仙台支社様、福島県生活交通課様、金山町長様がご挨拶されました。今年の3月に策定された只見線利活用計画をもとに、只見線の利活用を図る事業を展開しており、今回の「奥会津ぶらり旅」路線バスは、新たな利活用につながる事業として地元の交通事業者である会津バスさんが、単にバスに乗って移動するのではなく、只見線や沿線にある魅力的な地域資源を楽しんでもらえる公共交通として企画したものです。一度路線を廃止したところに再度路線バスを走らせることは決して簡単なことではないと想像できます。今回立案されてから実現に至るまで、素早い展開だったのは、事業者さんや地域の方の熱意があったからだと思います。


セレモニーの間、地元の方や行政の方も駐車場にたくさん来られて写真を撮影されていました。セレモニーもですが、もう1つ、楽しみにしていたものがあります。

それは、このラッピングバス。会津若松方面からやってきました。

会津バスのカラーを消し、キハの車両に合わせたラッピングバスです。この時セレモニーに並ぶ人も見物していた人たちからも、歓声が上がりました。

バスの車内には15名ほどのお客様。皆が待っていたのはこのラッピングバスです。

今回のこのラッピングをデザインしたのは、会津大学短期大学部産業情報学科デザイン情報コース高橋ゼミ2年生の大関さん、宮原さん、渡部さんの3名。奥会津を代表する赤ベコ、編組細工、あわまんじゅう、会津地鶏、金山赤かぼちゃを車体の側面に添えてくれました。キハ40 252の252はおそらく国道252号を走る、という意味でつけられたのだと思います。ステキな車両にデザインして下さって、ありがとうございます。

ラッピングバスが到着して、関係者が一堂に並びテープカットを行いました。ラッピングバス、会津バスのノーマルタイプ、そして水色は只見ー会津川口を走る代行バスです。夏休みなど利用者が多いときには、代行バスも大きいサイズで運行されています。

奥会津五町村長と関係者の皆さまが、ラッピングバスと記念撮影してくださいました。

撮影後まもなく、ラッピングバスは折り返して会津若松へと向かって出発。たくさんの方に見送られていきました。

只見線に乗るだけでは、地元の楽しみが味わえない、そんな悩みがあった奥会津の公共交通に、新たな楽しみ方が増えました。まずは、この路線バスが一人でも多く利用できるよう、私たちもお知らせしていきます。今回の路線バスのポイントは3つ。10月20日までは、土日と祝日のみの運行であること。事前予約がないので、当日でも気軽に乗れること。奥会津の各道の駅で停車するので、バス、列車、道の駅や温泉など、途中下車でも楽しめること。本数が1日1便のため、都会のような快適さはまだありませんが、楽しむ気持ちをもって、ぜひ奥会津へいらしてくださいね。

只見駅までの帰り道、奥会津の夏休みらしい風景がありました。帰省した家族が田んぼのあぜ道で、トンボ捕りをしているようです。おじいちゃん、娘さん、お孫さんでしょうか。写真なのに、まるで絵画のような風景でした。会津横田駅の近くの農道は、現在も只見線が走っていないので静かでした。

前日にまとまった雨が降ったため、只見川は濁っていましたが、会津大塩-会津横田の橋梁が流失した場所は、いつも通り美しかったです。ここに再び橋が架かる日を、楽しみにしています。(この区間は代行バスや路線バスではご覧いただくことができません。)タクシープランでお申し込みください。

奥会津ぶらり旅へのお問い合わせは 電話0242-22-5555 会津バス若松営業所まで。スマホでも時刻表検索が簡単にできます。只見線との乗り継ぎなど、不明な点がありましたら、只見町インフォメーションセンターまでお気軽に。

サカイ


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