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11月も中旬になり、只見町の木々も紅葉から落葉に変わりつつありますが、天気のいい日は山が最後の輝きをみせているようで、私たちも頑張らなくては!と思うこの頃。
明日から2日間、上野恩賜公園では「まるごと南会津観光PRフェア」が開催されます。お近くの方、只見町だけでなく、南会津町のおいしいものが大集合します。普段は送料をかけて買っているあの商品も、会場でお得に購入できるかもしれませんよ。只見町も農産物から只見町で製造された加工品をたくさんご用意してお待ちしています。ドローンで撮影した夏~秋の田子倉湖の映像も見られますよ。もちろん初公開です。
また、柏市酒井根地域でも明日から2日間「第26回酒井根地域文化祭」に、只見町がお邪魔します。20年以上の交流都市でもある千葉県柏市で、こうして毎年地域の文化祭に呼んで頂き、市民の皆さんと交流ができるとても嬉しいイベントです。交流都市ならではの市民の方がとにかく只見町の事に詳しく、御用達の商品をお求めに来て下さるのも嬉しいですね。ぜひお近くにお住まいの方、遊びにいらしてくださいね。
さて、昨日と今日の2日間、福島県立只見高等学校1年のKさんとSさんが職場体験に来て下さいました。朝8時半から午後4時までの間、普段私たちがしている仕事を手伝いながら、高校生らしい一面も見せて職場を明るく元気にしてれました。
二人が2日間で体験したのは
(^-^)/
・朝一番の只見駅内と駅公衆トイレ、廊下の清掃
・JR只見線の出発時にハッピを着てお見送り
・物産販売の商品を並び替え、見やすく、買って下さるよう工夫して陳列する。
・教育旅行の営業活動に使う営業ファイルを160部用意する。
・週末と来週にかけて行う外販(物産販売・観光PR)の商品の準備
・駅内のパンフレット棚のパンフレット補充
・さまざまな手配に使用する用紙のコピー
・請求書に公印の押印
など、本当に細々とした作業を手伝ってくれました。二人とも一年生とは思えないほどしっかりした態度で、そしてお客様への挨拶と笑顔も心がけてくれました。
スタッフが出張などで手薄の中、しっかり作業をしてくれ、正直とても仕事がはかどりました。彼らを見ていて、スタッフ同士、自分が高校生だったときと比べたりして、恥ずかしい思いをしたり・・・。
二人のうち一人は進路を決めていて、もう一人はまだ決まっていないとのこと。この体験が少しでも将来の仕事ややりたいこと、自分が歩みたいと思う未来につながってほしいと思います。
只見町では、南郷トマトや米、アスパラガス、そしてリンドウなどの花卉栽培をはじめとした農業や、建設業、製造業、小売業、そして旅館や観光施設などの観光業がありますが、私が幼かった頃にあったいくつかの店は既に閉店し、面影もなくなっています。
それでも、こうして高校生が町内の事業所の職場を体験することは、仕事だけでなく町の人の暮らしを知るとても良い機会だと思います。
1人でも多くの子どもが、只見町で働こうと思えるような、そんな仕事をしていかなくてはならないと改めて考えさせられる2日間でした。
只見高校生は、観光で訪れるお客様にもすすんで挨拶をしてくれる、只見町の魅力の1つです。彼らが楽しい高校生活を送れるよう、町民として、また町の職場として応援していこうと思います。
久々のサカイ( ̄^ ̄)ゞ