只見駅を出て直進することおよそ200m。
右側にこんな建物が見えてきます。
ここが、11月3日に新しくオープンした資料館!「ふるさと館 田子倉」です。
田子倉館の「田子倉」は、みなさんご存じ田子倉ダムに沈んだ、集落の名前です。
田子倉集落・・・。
今は田子倉ダム湖の底に沈む、自然豊かな集落でした。
昭和28年、第二次世界大戦後の経済復興のため、国策により推し進められた電源開発計画による
田子倉ダムの工事が始まります。
田子倉集落の人々は、愛する土地を離れねばなりませんでした。
そこから約50年の歳月が過ぎ、かつての田子倉を知る人は少なくなりました。
田子倉出身の皆川弥氏は「この田子倉集落の記憶を後世に伝えたい」と、この資料館を設立しました。
中には、当時実際に使用されていた生活用品の実物や写真などが多数展示。
1時間ほどの当時の秘蔵映像も上映されています。
館内では田子倉出身の方の解説もありますので、より深く楽しく学ぶことができます。
また、田子倉を題材とした文学も多く生まれました。小山いと子、城山三郎、曽野綾子、山口弥一郎など、著名な作家たちと田子倉のかかわりを知ることが出来ます。
入り口では只見の伝承産品の手作りカゴ、栗のはちみつ、ブナの草木染めなども販売しています。
駅から近いので、あまり時間のない方でも只見町の文化に触れることができます!ぜひ、お越し下さい♪
【開館時間】午前9時~午後5時(最終受付は午後4時)
【休館日】火・土・日・祝日・年末年始
【入館料】1人当たり税込 高校生以上300円、小・中学生 200円
☆未就学児童・障がい者手帳をお持ちの方は入場料無料となります。
(20名以上の団体で一人当たり税込 高校生以上 250円 小・中学生 150円)
注意:展示室の写真撮影はご遠慮いただいております。今回はご案内のため、特別に撮影させていただきました。
Mai