めぐるただみ

ブロッケン現象

ブロッケン現象とは?
ドイツのブロッケン山(1142m)でよく見られることからこの名前がつきました。
古くは「ブロッケンの妖怪」とも呼ばれ、英語では「グローリー」とか、日本では「御来光」とも言われています。
霧がたちこめるような高山で、日の出や日没時に太陽を背にして立つと、全面の霧や雲に投影された自分の影の周りに虹の輪が浮かびあがる現象のことです。
日本では「御来光」といって、阿弥陀様が光背(こうはい)を背負ってあらわれたものとして信仰されました。
昔、飯豊山の参拝者が、高山でご来光があらわれると、仏様に出会えたといい大変ありがたがったと言います。
普通は、高山や飛行機の中から、たまにしか見られない貴重な現象です。
ブロッケン現象を平地で見られるのはほかの地域ではなかなかないことです。

なぜ只見川でブロッケン現象ができる?
上流の只見ダムから流れてくる只見川は水はとても冷たいので、夏には川霧が出ます。
そこに朝の太陽光線があたると、自分の影のまわりに虹の輪ができるのです。
後光のような光輪は、太陽が霧の中の水滴によって回折し、反射することによりあわられます。

ブロッケン現象が見られる時期
7~8月の午前6時ころから午前8時ころまでです。
ただし、次の2つの条件がそろわないと見られません。

川霧がでていること
直射日光が自分の背後から当たること
前日の気温が高く、当日は早朝から川霧があってよく晴れれば必ず見られます。
※当日の霧や太陽の状態で、出ない時もあるので、すぐに見られなくても30分くらいは余裕を持ってください。

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