お知らせ
「蒲生岳」下見登山のお知らせ 2026

令和8年6月1日に、「蒲生岳」の下見登山が行われましたので報告いたします。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?只見町公認自然ガイドの角田です。
今回は6月7日(日)に開山予定である蒲生岳へ6月1日(月)に下見登山を実施しましたのでご報告です。
今回は下見登山と言う事で、山開きルートと同様で実施しました。 ※例年の山開きルートです。下記備考参照ください。
| 開山日 | 令和8年6月7日(日)6時30分~ |
|---|---|
| 備考 (山開きルート解説) | 会津のマッターホルンとよばれる急峻な岩山で、高度感のある岩場が連続します。 山開きでは久保登山口を往復するコースになりますが、登山道が狭い為、分岐から西側岩壁を直登し、鼻毛通しルートを下ります。 |
6/1(月)下見登山タイム ※登山道整備を含む時間です | 13:10 蒲生集会施設「雪の里」駐車場より出発 13:34 露岩帯(岩場) 到着 13:54 夫婦松 到着 14:12 ルート分岐点 到着 ※西側岩壁ルートを登る 14:47 家族松 到着 14:58 垂直岩場 到着 15:25 蒲生岳山頂 到着 15:42 山頂より出発 ※鼻毛通しルートを下る 16:29 鼻毛通し 到着 16:45 ルート分岐点 到着 16:58 夫婦松 通過 17:05 露岩帯(岩場) 通過 17:21 久保登山口 到着 17:28 蒲生集会施設「雪の里」駐車場へ下山完了 入山時間計 4時間18分(整備、休憩時間を含みます) ※行き 2時間15分 帰り 1時間46分 |
■蒲生岳/南尾根コース

下見登山時に皆さんも期待しているであろう「ヒメサユリ」が群生して開花しておりました。
つぼみも多数確認出来たので、開山日にも楽しめるかと思います。

標高は828mで低山と考えがちですが、標高差が468mもあり、日陰が少ないので熱中症にも注意しましょう。
マツの根や岩場の登山道は重厚な登山靴より、靴底の滑りにくいスニーカー等が適しているかと思います。
クサリやロープを頼りに岩場を登り下りする事が多く、ストックはあまりおススメ出来ません。登山グローブ等を着用して保護しましょう。
蒲生岳は特に雨の日の登山はオススメしていません。
理由は急登の岩場、露岩帯、クサリは滑りやすく、危険度が上がるためです。

経年劣化によるクサリの断裂(4か所)やアンカーボルトのぐらつきが所々に確認できました。
応急処置は施していますが、手元足元に十分注意して登山することをお願いします。
なお、北側ルートは岩場に亀裂があり大変危険なため、進入しない様お願いします。

露岩帯全体が長年の雨や雪崩等で多数の浮石や剥がれが発生しています。
足元に注意すると共に万が一落石等の際は「ラクラク」と発声し周囲の方にも注意を促してください。

夫婦松~ルート分岐間に立ち枯れした松が3本ほどあります。
数年は持つと思いますが中身がスカスカになり、倒木の危険性があり赤スプレーをしていますので、極力お手を触れないようにしてください。


快晴時には問題になりませんが、濃霧や薄暗い時に備えて、岩場には赤スプレーで方向と足の運び場を、
道迷い防止または危険箇所等にはピンクテープを設置しております。


西側岩壁ルートですが、例年よりウルシが大変多く見られました。かぶれる方や肌が弱い方にはあまりオススメできません。
非常に険しいルートなので鼻毛通しルートを往復される方が増えているのが原因かも知れませんが、登山道が草木で隠れる箇所もあります。
本来ならば伐採して登山道を確保したいのですが、自然保護と保全、山の強靭化の観点から必要最小限の伐採にしています。
かき分ける必要もあるため、長袖やグローブなどで肌の露出は極力控えた方が良いでしょう。
なお、今年も各山開きの日から10月31日まで自然首都・只見満喫チャレンジキャンペーン~只チャレ2026~を開催しております。
各撮影ポイントで写真を撮影し、応募した方の中から抽選で豪華賞品プレゼント!を実施中です。皆様奮ってご参加ください。
蒲生岳に関しては標柱裏に「只チャレ2026」を貼っておりますので、一緒に撮影してください。
隣の登山記録BOXは根本から折れてしまったので、後日修復予定です。


■ 自然首都・只見満喫チャレンジキャンペーン~只チャレ2026~
■ 蒲生岳
最後に登山される皆様の笑顔と当日のほどよい快晴をお祈りしております。
どうぞご安全に。
作成 令和8年 6月3日 只見町公認自然ガイド第1号 角田 誠