お知らせ
「会津朝日岳」下見登山のお知らせ 2026

令和8年6月4日に、「会津朝日岳」の下見登山が行われましたので報告いたします。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?只見町公認自然ガイドの角田です。
今回は6月14日(日)に開催される予定である、会津朝日岳の下見登山を6月4日(木)に実施しましたのでご報告です。
標高は1624mと決して高くはない山ですが、深山幽谷に拓かれた三等三角点を擁する頂、四季折々の険しい山脈の絶景、
一度は登って見たい岳人達の憧れとして、日本二百名山にも選ばれております。
参考タイムとしては往復で9時間。
片道6.2kで往復12.4kのロングコースで標高差としては約1084m+登り返し110m=1194m(直登や急登が連続する為、体感は想像以上)
ピクニック気分で登れる山ではありません。
初心者は登山教室やガイドツアー、経験者を擁したグループに参加するなど検討された方が無難です。
今回は下見登山と言う事で、山開きルートの整備と確認を実施しました。下記にタイムスケジュールを記載しますので、登山の際に参考になさってください。
| 開山日 | 令和6年6月14日(日)6時~ |
|---|---|
| 6/4(木)下見登山タイム ※登山道整備を含む時間です。 | 06:17 赤倉沢登山口より出発 入山時間計 8時間48分(整備、休憩時間を含みます) |
■会津朝日岳登山ルート

登山道における支障木は、撤去出来るところは全て整備してありますが、出来ない箇所や残雪により登山道が不明瞭な場合などは
ピンクテープや赤スプレーを目印にしてありますので、通過の際は頭上注意、不明瞭な場合は目標としてください。

毎年登山道が変わって来ている様な気がします。所々登山道が細くなっている箇所がありますので、足元も注意して行きましょう。
特に人見の松を過ぎた辺りのガレバは拡大しており、浮石や落石、滑落などに注意してください。

さて、昨年は降雪が例年並みでしたが雪解けが早く、山頂直下の雪渓は例年より大分少ないですが残っており、
開山日にもしっかり雪渓が残っていると想定されます。今年もアイゼンやピッケルを持って行かれた方が安全です。

道迷いしそうな箇所にはピンクテープや赤スプレーを目印にしております。見落とさない様に進んでくださいね。

なお、例年山頂直下の雪渓終点部にピンクテープを垂らしたトラロープを張っておりますが、今年は残雪や雪崩が多く、発見できませんでした。
滑落などはされないよう、十分ご注意ください。
赤倉沢と荒禿沢の仮橋は森林組合様にて後日設置予定ですが、渡る際はお一人ずつ渡りましょう。
一番の難所だと思われるのは、熊ノ平付近。例年残雪があり避難小屋方面へ直登できますが、今年は雪解けが早く登山道を進むのですが、
草木が残雪の下になり立ち上げが心配です。十分ご注意ください。

会津朝日岳と言えば花の名所としても有名ですよね。今年はヒメサユリの開花が確認されました。
※ヒメサユリ
※イワウチワ
※イワカガミ
※ウラジロヨウラク
※ショウジョウバカマ
※タニウツギ
※ナナカマド
※ヒメシャガ
※ムラサキヤシオツツジ
※チゴユリ
※ヤブデマリ
会津朝日岳の登山バッチはシャクナゲです。
6月14日(日)山開き当日は「いわなの里」敷地内の受付テントにて配布しております。受付テント撤収後はインフォメーションセンターでの配布となります。
■会津朝日岳登山バッジ
なお、今年も各山開きの日から10月31日まで只チャレ2026を開催しております。山頂の撮影ポイントで写真を撮影し、応募すると豪華な賞品が当たるとか。
皆様奮ってご参加ください。
■ 自然首都・只見満喫チャレンジキャンペーン~只チャレ2026~
■ 会津朝日岳
最後に会津朝日岳は大変厳しい山ですが、登山道は全体的に狭いと感じています。
ガイドロープは一人ずつ持つ。仮橋は一人ずつ渡る。基本的に下りが優先など山では譲り合いの心で登山頂けると幸いです。
山におけるケガと弁当は自分持ちと昔から申しますが、登山される皆様の笑顔と当日の快晴をお祈りしております。どうぞ皆様ご安全に。
作成 令和8年 6月4日 只見町公認自然ガイド 角田 誠